読んだ本の感想や紹介

読んだ本の感想や紹介。書きたいと思ったことだけ。

2018-01-01から1年間の記事一覧

アルスラーン戦記1 王都炎上 第4章

第4章 美女たちと野獣たち <感想>タハミーネ王妃に振り回されるルシタニア宮廷、カーラーンの部隊に追われる王太子一行を描きながら、新たな美女ファランギースも登場し、アルスラーンを一党の中核ができるとともに、カーラーンの裏切りの理由も垣間見え…

アルスラーン戦記1 王都炎上 第3章

第3章 王都炎上 <感想>第1巻と同タイトルの章。王都エクバターナがわずかな間に陥落するが、そこに至るまでの描写が丁寧で、陥落が当然と感じることができる。宰相にイエスマンを置き、万騎長を2人残した為に意見の統一もない。万一の場合の権限も定め…

アルスラーン戦記1 王都炎上 第2章

第2章 バシュル山 <感想>ナルサス紹介、アンドラゴラス登極前後の状況説明の章。戦における軍師、国政における宰相の力量を感じさせるが、それ以上に善き国造りに情熱を持っているのが見えます。山荘でのナルサスとカーラーンの部下とのやり取りも痛快。 …

アルスラーン戦記1 王都炎上 第1章

初版は角川文庫1986年。 「出版元と判型を変更しての再出発」とのことで2003年2月25日光文社カッパ・ノベルス初版で、次の第2巻王子二人と合わせて1冊になっています。 イラストも角川文庫版の天野喜孝さんから、丹野忍さんにバトンタッチ。 表紙はアルス…

初めまして。

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